まぐろ漁船日記③(2000年当時)

狭く散らかった部屋

無造作に置かれた
「週刊漫画」と「熟女系のエロ本」たち
2畳ほどの共用スペースから

6つ程の個室へ枝分かれします。

でもね

一つ一つの部屋は

畳一畳分くらい
寝ると当然、足がはみ出ます。

個室の横にある僅かな隙間に

荷物を詰め込み
横になりました。

そしてそのまま

風邪と労働の疲労もあり
眠りにつくと熱が出て
動けなくなりました

そしてそのまま

何日間もろくに食べれず
寝込んだまま、数日後には
床擦れに.。。

さすがにヤバいと思って

友人に連絡しようと思ったのですが
もちろん、電波は届きません

たまに陸に近づくと

ちょこっと入るんですが
すぐに消えてしまいます。

まさに海の孤島

外界と遮断された

「海の小国」

船長は王様。

逆らって殺されようとも
証拠はどこにも残りません。

それは私の一挙手一投足が

即命に関わるという状況を、現していました・・。

こんな漫画が置いてある
熟女もの?!

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