偽装結婚のお話し

今回、名古屋に行ったのち
関ヶ原を巡るというのと

もう一つ

私には目的がありました。

それは、Bar B.B.Bを開店して
間もない頃のはなし

偽装結婚

店を開店した当初(13年ほど前の話)

まだ日本にも
外国人の方が出稼ぎにくるメリットがあり

東欧の方々もたくさん来てました
(今は、あまり見なくなってしまったけど)

偽装結婚はお金がもらえる

そして、当時わたしは

偽装結婚を斡旋している人物の
知り合いの知り合いという立場におり

それと、友人の外国人も斡旋などをしてました。
(当然、手数料を抜きます)

そして私の知人が
斡旋している人物の経営する
フィリピンパブの店長をしていたのです。

そこで聞いた話。
(記憶はおぼろげですが)

・最初に50~100万もらって
月々2~3万を2年間もらう。

・最初に20~30万もらって
月々6万円を2年間もらう。

だいたい総額122万~150万という事ですね。

斡旋する人物(組織)によって
金額はマチマチのよう。

で、その前にヤクザ?に中抜きされるので
もう20~30万は余分に払っているでしょう。

ヤクザ自身も、よく偽装結婚してると聞きましたしね。

それを払ったうえで

女性は水商売などで働き
毎月お金を払いながら
国の家族に仕送りをするのです。

なので

基本、彼女たちは
一つの部屋に共同で住んでます。
(節約の為ですね)

だから、彼女たちがお金にシビアなのは
仕方ない事情もあるのです。

友人(外国人)からの忠告

最近は、審査や調査も厳しくなってるから
偽装結婚してから1ヶ月は一緒に住んでほしいと言ってました。

抜き打ちで
調査にくるらいしです。

今までに
いかに多くの偽装結婚の事例があったかという事ですね。

あと

絶対にセックスはするな。

ということ

情が入ったら
「女の子が甘えてお金払わなくなるから!」

と言ってました。

うん。そうだね。

おれも、「払わなくていいよ」って言ってしまいそうだもん。

紹介

そんなある日

その件の知人が

私の店に
入国したての
フィリピン人の女性を連れてきたのです。

知人は人としての欠点も多いのですが
すごく優しい一面もあります。

日本に来たばかりのシェリーさん(仮名)20歳
まだあどけなさが残る
おぼこい顔の女の子です。

日本に来たばかりで
知り合いがいないから
仲良くしてあげてほしいとの事。

もちろん

こんな20歳の女の子が
150万~180万の大金を払って日本に来て
(おそらくそれも、月々返済のローンなのでしょう)
仕送りしている事は
容易に想像できました。
(真実は分かりません)

不憫にも思い

そこからしばらく

たまに、ご飯をおごったりして
気にかけてはいたのですが

何年かして

兄妹が住んでいるという
名古屋に引っ越していきました。

ですが

それでも年に何度か連絡をくれます。

特にお金を無心する訳でもなく。
営業をかける訳でもなく。

あれから13年

いまでも、たまに連絡があります。

だいぶ前に名古屋に行ったとき
1時間ほどだけ再開して
少し話をしました。

あれから子供ができたとか
離婚したとか

顔つきも、少し大人っぽくなっていました。

でも、当時の面影は残ってます。

聞きたかったこと

実はわたしには

ずっと聞きたかったことが2つあって
それを今回会ったときに尋ねてみたかったのです。

①・本名は何だろう?
私は、彼女の本名を聞いたことがありません。
おそらく源氏名である「シェリー(仮名)」さんと呼び続けています。
知り合って13年にもなるので、少し気まずさを感じていました。

②・なぜ今だに連絡をくれるのか?
わたしは正直、大したことは何もしてあげれてません。
しがないバーテンダー兼インディーレスラー。
まれに、高くもないご飯をおごってあげた位だったと記憶しています。

なのに、どうしてだろうなぁ。と
あれから、パブでお金持ちの人たちにも出会ったであろうし
よいものも食べれたであろうに
あんな些末な事柄が、印象に残ってるとは、とても思えなかったのです。

私と連絡を取り続けるメリットを
思い浮かべられなかったのです。

久しぶりの再会

再開する少し前

彼女が店を始めたと言っていました。

飲み屋さんなのかなと思い
「いいよ!」そこに飲みに行くよ!(お金使いに)
と言ったら。

飲み屋さんではありませんでした。

アジア系の食料品雑貨店。

知り合いが店をたたむ時に
引き継いで買い取ったのだそう。

かつては、エステの仕事をしたかったそうなのですが

日本語の難しいこともあり断念し

今は、お店をどうしていくかが
生きがいになってるみたいです。

努力家

合流する前に

名古屋の地理の分からない私の為に
彼女が車で迎えに来てくれました。

自分で運転する彼女

びっくりして

日本で免許を取ったの!?
難しくなかった?!
日本語(標識とか)大丈夫やったの?

と思わず聞くと

難しかったけど
頑張ったそう。

真面目なのだなと、改めて思いました。

質問の答え

合流する前に

打ち上げで
かなりお酒が入っていた私なのですが

赤ワインを飲むことになりました。

彼女は運転なのんで
飲みません。

なぜか、彼女のお姉さんと3人で。

お姉さんは、日本に来てまだ日が浅く
日本語を勉強しているところなのだそう。

私と同い年でした。

かなり酔いが回っているのですが

次にいつ会えるか分からないので
ここで聞いとかないとと思い、切り出してみました。

・本名は何だろう?

これは、すぐに答えがでました。
シェリー(仮名)さんが、本名なのだそう。

そう、私はずっと本名で呼んでたのですね!

・なぜ今だに連絡をくれるのか?

聞いてみました。ありのままに。

そうしたら彼女曰く
「日本に初めて来たとき、心細かった。日本に来て、初めて出来た友達だったから。。
その後、悪い日本人にも沢山出会った。でもその度に、ショイチ(彼女はこう呼びます。イントネーションね!私は「しょういち」)
の事思い出してた。優しかったなぁって。」

そう、彼女は辛い事や、もしかしたら悪い日本人に騙された時に
私を思い出してくれてたのかもしれませんね。。
稀に連絡をくれた時は、彼女がすごく辛い時だったのでしょうか・・

そんな事を察することもできずに

「なんで連絡くれるのかなぁ?」

位に思っていた自分の浅慮が恥ずかしくなり

せめて優しいショイチで居続けてあげる事が
彼女の為だと思いました。

彼女は当時の話をしてくれますが
ほとんど覚えていない私がキョトンとした顔をすると
少し不機嫌そうな顔になります。
それでも喜んで話してくれます。

私が唯一覚えている話

ある日、ご飯をご馳走して
帰る時にタクシー代を渡そうとしたら

頑なに受け取ってくれません。

生活も大変やし
仕送りもあるやろうから

なんとか渡そうとする私。

それでも最後まで
受け取ってはくれませんでした。

それを何故かと聞くと

「友達で居たかったから。お金を受け取ると「お客さん」との関係になってしまう。それが嫌だったから。。」

・・・

酒と試合の疲れで
意識が朦朧としてくる中で

私にできることは

ただ

ただ、

沢山の食料雑貨を買い込み
祝いの祝儀袋を渡して帰ることだけでした。

そしてホテルに帰り(ここ、ほとんど記憶なし)
朝まで爆睡しました。

ちゃんと格好つけれたかな?

優しいショイチさんで居れたかな?

そんな事を考えつつ

その日の目的

関ヶ原への行き方と
杉原千畝記念館の行き方を

調べるのでした。

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