【ニュウ通】気遣いの難しさと、看護師さんに芸人魂を見た / 入院通信 第7回

よう!外は曇りか!?

何しろ外へ出れないからな!

ここに来て(入院して)からよ。なるべく看護師さんに負担をかけないように、ナースコールは鳴らさずにいたんだ。

できる限り自分で、フロアの受付まで行って用事を済ましてたんだよ。

でもさ

ある用事で受付に行ったら、知らない人が対応してくれたんだけど、それを見たウチの部屋の担当さんが謝ってたんだよな。

「すみません!うちの担当の患者さんが‥」って。

で、考えたんだ

おそらく、俺の対応をしてくれた人は、ウチの部屋の担当さんの先輩か上司なんだろうなって。

負担をかけないようにと思ってした事が、かえって相手を困らせる事になるとは…

思いやりって、難しいよな!

自分の主観が、相手の喜ぶ事とは限らないもんな

私が嬉しいから、相手も嬉しいだと、親切の押し売りだもんなぁ。。などと考えつつ、仕方なく初めてナースコールをドキドキしながら押してみた。

ドキドキ

ドキドキ‥

するとカーテンを開けた看護師さんの第一声が

「ほい!」

だった。

タメ口の看護師さんは、たまに見るが、「ほいっ!」と、おちゃらけてくる人は初めて見た。

うん。これも自分の物差しだけで計ってはいけない。

きっと、彼女なりの思い遣りなのかもしれない。

人それぞれ、思想があり哲学があるのだ

人に歴史あり!

じゃあな!

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