いつからか
来とる
ほぼ毎日
いつも
出勤したら
足音なのか
自転車を押す音なのか
扉を開けた時のベルの音なのか。
ひょこひょこ
やってくる。
野良猫が。
出会いは半年程前
向かいのママとマスターが見つけて
可愛がっていたのだ。
最初は怯えていた彼女(猫)だが
徐々に油断してきて
今ではこのザマである。

営業的には
もちろん
不特定多数の人が来るBARでは
猫嫌い、猫アレルギーの人も居るであろうから
良い事ではない。
でも、毎日懐かれてると
どうしても邪険にはできないのである。

思想
私は勝手に想像し
野外で外敵(カラスやイタチ)に怯え、警戒し
産まれてから
およそ安息など感じたことない彼女が
スヤスヤ眠っている姿を見ると
少し位の店のマイナスなど
俺がもっと頑張ればイイヤ!!!
と思ってしまうのである。

孤独の中で
私の知る限り、彼女は
私の店のエアコンの室外機が壊れた時に見つけた
野良猫が産んでた子たちの一匹であろう。
そして、兄妹は死んだのであろう。
野良子猫の致死率を考えると。。
そして
少しづつ距離は縮まるが
まだ触らせては
くれない。
The Lord of the Ring
早く蚤取り首輪をつけたいのだが
道のりは遠そうだ。
まさに
『The Lord of the collar』
である。
ただでさえ養育費に追われ
子供4人に想いを馳せるのに
もう一人(一匹)増えるのかと。。
ため息交じりに思う。
そして、ふと考える、、
帰ればいいのに。
餌を食べても
ずっと居るのである。
私が作業に集中してたり
寝てたりすると
わざと物音を立てるのか
起こされる。。
最近は
居るのを知らずに帰ってしまい
出勤したら
店の中から鳴き声が聞こえて
開けたら
寄ってくる。
(触らせてはくれないけど)
何故かふと想像してしまうのだ。
心の傷付いた人が
人恋しいけれど
人を信じれず
距離を作る
そんな感情を思い起こさせる
彼女(猫)の仕草なのである。
俺が猫語を話せたら
もっと、元気づけたれるのにな!
でも、いつか
害虫駆除の機械の被害に遭わないか心配である。
ちょいちょい機械の電源を
切って帰ってはいるが
それはそれで
害虫が増えても困る。。
そんなジレンマを抱えつつ。
私とこの仔は、これから
どんな関係を築いていけるのでしょう。




















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